GoogleやSNSで「神慈秀明会 芸能人 理由」と検索するユーザーの多くは、ネット上に氾濫する「新興宗教 芸能人 一覧」といったまとめ記事に触れたことを契機としています。こうしたリスト記事は、PV(ページビュー)獲得を目的に、客観的な証拠が皆無であるにもかかわらず、過去の共演歴や些細な目撃情報だけで著名人の実名を掲載するケースが後を絶ちません。
神慈秀明会の噂の真相を調査していくと、公称信者数約40万人を誇った最盛期の知名度と、外部からは窺い知れない閉鎖的な神苑(滋賀県信楽町の本部)の神秘性が、人々の詮索心理を刺激した背景が見えてきます。一般読者からすれば、「巨大な宗教建築を持つ団体には、パトロンとなる著名人が多数所属しているのではないか」という先入観が働きやすい構造が存在します。
芸能関係に詳しい週刊誌デスクは、次のように構造を明かします。「大手新興宗教のように、公然と広告塔を務めるタレントや選挙応援に立つ芸術部員が存在する教団とは異なり、神慈秀明会の名前が芸能報道の第一線で公式に確認された事例は過去にありません。それにもかかわらず噂が絶えないのは、この団体が持つ『美』と『食』という2つの特殊な発信拠点に起因しています」。