「筋トレを始めると筋肉が骨を締め付けて背が伸びなくなる」「成長期にウエイトを持つと骨が固まる」といった言説は、医学的には明確な根拠のない誤った俗説(都市伝説)です。日本整形外科学会やNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)などの専門機関が発表しているガイドラインでも、指導者のもとで行われる適切な筋力トレーニングは青少年にとって安全であり、怪我の予防や運動機能向上に有益であると結論づけられています。
実際に、トレーニングによる適度な力学的ストレスは骨密度の向上を促し、成長ホルモンの分泌を活性化させる刺激となります。つまり、常識的な範囲で行われる筋トレそのものが身長の伸びを止める直接の引き金になることはありません。