ネットショップのレビューや掲示板では「手軽に部屋の雰囲気が変わった」という高評価が並ぶ一方、実際に1年以上暮らしたユーザーの手記や告白からは、カタログスペックには載らないリアルな不満が浮かび上がっています。
第一の障壁は「踏み心地の違和感」です。本物のフローリングは強固な合板下地の上に施工されますが、畳は内部に適度なクッション性を持っています。そのため、薄手の置くだけフロアタイルやクッションフロアを敷いた場合、歩くたびに床がフカフカと沈み込み、人によっては乗り物酔いのような感覚を訴えるケースがあります。また、沈み込みによってタイルの継ぎ目に段差が生じ、隙間からホコリやゴミが入り込むトラブルも頻発しています。
第二の盲点は「建具との干渉」です。和室の引き戸やクローゼットの扉は、畳の表面スレスレの高さで設計されている物件が少なくありません。厚み4mm〜6mmのウッドカーペットを敷いただけで扉の下部が床材に擦れ、開閉不能になる事例が多発しています。購入前に「扉の開閉軌道に何ミリのクリアランスがあるか」をミリ単位で計測しておく作業は、DIYにおける絶対条件です。