1999年2月にリリースされた1stアルバム『無罪モラトリアム』は、累計売上170万枚を突破するミリオンセラーを記録。ジャケット写真で見せた自然体の表情と、リッケンバッカーのギターをかき鳴らす姿は、全国のロック少女たちの決定的な憧憬の対象となりました。
そして同年10月、4thシングル『本能』でそのカリスマ性は社会現象へと拡大します。ナース服を身に纏い、ハイヒールでガラススクリーンを叩き割る過激なミュージックビデオは、当時の音楽シーンに激震を走らせました。この衣装演出について、本人は当時のインタビューで「楽曲が持つ生々しいエロスとタナトスを視覚化するため、記号としての白衣を選んだ」という趣旨を語っています。
翌2000年に発売された2ndアルバム『勝訴ストリップ』は250万枚を超える大ヒットを記録。過激さと繊細さが同居する唯一無二のビジュアルアイデンティティは、平成カルチャー史における金字塔となりました。