愛猫からの愛情表現は喜ばしいものですが、無制限に手をなめさせ続けることには衛生面での懸念が伴います。猫の口腔内にはカプノサイトファーガやパスツレラ菌といった常在菌が存在し、人間の傷口や粘膜に触れると感染症を引き起こすリスクがあるためです。
特にアロマオイルや精油成分、キシリトール、柑橘系成分を含むハンドクリームを使用している場合、猫にとって有毒な物質を直接経口摂取させることになり大変危険です。
なめるのをやめさせたい場合は、決して大声で叱ったり手を急激に引っ込めたりせず、「静かに立ち上がってその場を離れる」「お気に入りのおもちゃを差し出して意識を逸らす」といった対応が有効です。罰を与えるのではなく、行動の対象をすり替えるアプローチが信頼関係を損なわない鉄則となります。