健康診断の直前になって慌ててオルニチンサプリメントを飲み始める人がいますが、これは検査値の観点から見て極めて危険な行動です。 血液検査におけるAST(GOT)およびALT(GPT)は肝細胞の破壊度合いを、γ-GTPはアルコールや薬剤による肝臓・胆管への負担や脂肪肝の傾向を示します。健康診断の前日や数日前に大量のオルニチンや肝臓エキスを摂取すると、消化器や代謝系に急激な負荷がかかり、一時的にASTやALTの数値が基準値を上振れしてしまうケースがあります。 また、サプリメントの添加物や配合成分に対するアレルギー反応(薬物性肝障害)が起きた場合、自覚症状がないままAST・ALTが3桁(100IU/L以上)に達することも珍しくありません。 「健康診断の前日夜や当日の朝にサプリメントで数値を繕う」行為は逆効果です。正確な生体データを把握するためにも、定期健診の前日夜以降はサプリメントの服用を控え、水のみで過ごすことが医療従事者の共通した推奨ルールです。もしサプリメントを飲み始めてから健康診断の数値が悪化していた場合は、一度服用を完全に中止し、1〜2か月後に再検査を受けるのが鉄則となります。
オルニチンは肝臓に悪い?数値悪化の真相と副作用・飲み方を徹底解明
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