エンタメ業界に激震を走らせたのが、老舗団体DDTプロレスリングへのリングネームそのままの本格参戦です。2024年2月の後楽園ホールにおけるデビュー戦は、発表当初こそプロレスファンの一部から「ダンスアイドルの話題作りではないか」と冷ややかな視線を向けられることもありました。しかし、ゴングが鳴った瞬間にその疑念は完全に吹き飛びました。
リング上で披露されたのは、プロ顔負けの強烈なスパインバスターや滞空時間の長い美しいフロッグスプラッシュ、そして相手の打撃を真正面から受け止める泥臭い受け身の技術でした。DDTプロレスの練習生とともに連日道場に通い詰め、基礎から体を叩き直した事実は、対戦相手やプロレス関係者の取材からも裏付けられています。
危険と隣り合わせのリングに挑み続ける動機について、本人は「ダンスもプロレスも、自らの身体ひとつで観客の心を震わせる表現であることに変わりはない」と公の場で明言しています。単発のゲスト参戦に終わらず、その後も定期的にリングへ上がり続ける覚悟は、プロレス専門誌や熱心なファンからも「本物のプロレスラー」としての敬意を勝ち取りました。