ドラッグストアやECサイトでサプリを探す際、最も多くの人が陥る罠が「難消化性デキストリン」との混同です。名前は酷似していますが、体内での作用は真逆のベクトルを向いています。
難消化性デキストリンは、その名の通り「消化されにくい」ように加工された水溶性食物繊維です。特定保健用食品(トクホ)の飲料などに多く使われており、小腸での糖や脂肪の吸収を遅らせて血糖値の上昇を穏やかにする働きを持っています。用途は主に「ダイエット・体脂肪対策・便秘改善」です。
一方のマルトデキストリンは「超高速で吸収される高カロリー糖質」であり、用途は「筋肥大・エネルギー補給・増量」です。ハードなトレーニング直前に誤って難消化性デキストリンを大量摂取してしまうと、糖質補給にならないばかりかお腹が緩くなり、パフォーマンス低下を招くことになります。パッケージの名称を必ず確認し、目的に合致しているか見極めることが大切です。