円編みを平らに仕上げるためには、編み方の種類に応じた「1段あたりの増加定数」を正確に把握することが不可欠です。円周の拡大率は編み目の高さ(編み目1つの縦横比)に比例するため、細編みと長編みでは1段あたりに必要な増し目数が根本的に異なります。
例えば、細編みで6目スタートした場合の推移は以下のようになります。
- 1段目:輪の作り目に6目(計6目)
- 2段目:すべての目に2目ずつ編み入れる(計12目)
- 3段目:「細編み1目+増し目1回」を6回繰り返す(計18目)
- 4段目:「細編み2目+増し目1回」を6回繰り返す(計24目)
- 5段目:「細編み3目+増し目1回」を6回繰り返す(計30目)
このように「n段目では、平編み部分が(n-2)目、増し目が1回」というセットが基準目数分だけ繰り返されるのが円編みの絶対原則です。