この寺院の由緒を語る上で欠かせないのが、真言宗の開祖である空海(弘法大師)の存在だ。伝承によれば、嵯峨天皇が41歳の厄年に際し、空海(弘法大師)が愛染明王と不動明王が一体となった尊像を刻んで祈祷を行ったのが、厄神明王の始まりとされている。
歴史のロマンが今なお息づくこのエリアは、歴史ファンにとっても見逃せないスポットが満載だ。近年の歴史観光ブームの波に乗り、境内には詳細な解説パネルや多言語での案内が整備された。千年以上前に空海(弘法大師)が抱いた平安への祈りが、現代の私たちにも変わらず語りかけてくるようだ。