2026年北米W杯から出場枠が従来の32か国から48か国へと大幅に拡大され、アフリカ大陸の直接出場枠も従来の5枠から「9枠(+大陸間PO1枠)」へと増加しました。エジプトが入ったアフリカ予選グループA(ブルキナファソ、ギニアビサウ、シエラレオネ、エチオピア、ジブチ)において、ファラオたちは圧倒的な強さを見せつけています。
下表は、エジプト代表の直近の主要指標と、過去の黄金期・暗黒期を比較したデータマトリクスです。ホッサム・ハッサン体制がいかに数字の上でも劇的な改善を達成しているかが浮き彫りになっています。
エジプトはアフリカネイションズカップを7度制覇している大陸史上最強の国でありながら、不思議なことにワールドカップ本大会ではこれまで通算3回(1934年、1990年、2018年)出場して「本大会での勝利がいまだゼロ(2分5敗)」という信じがたいジンクスを抱えています。2018年ロシア大会ではサラーが大会直前のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で肩を負傷した影響を引きずり、3戦全敗でグループステージ敗退。2026年大会は、サラーにとってもエジプト国民にとっても、この屈辱的な歴史に終止符を打つ千載一遇のラストチャンスなのです。