日本におけるこのジャンルの原点を辿ると、昭和から平成のテレビ黄金期に行き着く。その象徴と言えるのが、フジテレビ系列で放送され国民的意欲作となった『志村けんのバカ殿様』だ。喜劇王・志村けんの手掛けたコント内では、お色気と笑いを融合させた名物企画として「セクシーヨガ」が登場し、日本中に爆笑を巻き起こした。
当時、台湾出身のタレントである李怡潤をはじめとするゲスト陣が見せるシュールで華やかなアクロバットと、志村の絶妙なリアクションは、伝説的なバラエティ番組の語り草となっている。お茶の間の定番笑いとして親しまれたこの演出こそが、日本人の記憶に「魅惑的で面白いヨガ」という強烈なインパクトを植え付けたルーツなのだ。