店頭でスイカを品定めする際、真っ先に確認すべき場所が底面にある茶色い円形の模様、通称スイカお尻のへそ(花落ち部)です。このへその直径は、果実の成熟度合いを如実に物語っています。理想的なサイズは1円玉よりやや小さい約5ミリから8ミリ程度です。へそが小さく引き締まっているものは、果肉が緻密に詰まり、甘さのピークで収穫された証拠となります。
逆に、へそが5円玉や10円玉サイズに大きく広がっている個体は要注意です。これは収穫適期を過ぎて過熟状態になっている可能性が高く、果肉が軟化して食感が落ちているケースが珍しくありません。また、ツル(果柄)が付いていた頭頂部の観察も欠かせません。ツルの周囲が盛り上がり、ツルの付け根の窪みがしっかり深く落ち込んでいる個体は、果実全体に糖分が行き渡ってパンパンに張っている証拠であり、これこそが甘いスイカの特徴です。