嵐山には「亀山地区」「臨川寺地区」「中ノ島地区」という3つの主要な公園エリアが存在しますが、その中でも圧倒的な支持を集めているのが中ノ島地区です。その決定的な理由は、渡月橋の全景と背後にそびえる嵐山の稜線をワンフレームに収められる屈指の景観美にあります。
北側の目抜き通り(三条通沿い)は道幅が狭く歩行者で埋め尽くされがちですが、中ノ島地区は桂川の中州という立地上、空が広く視界を遮る建物がありません。水面を撫でる風を感じながら、ゆったりと足を止めて写真を撮れる環境が整っています。観光地特有の圧迫感を避けつつ、京都らしい風情をダイレクトに体感できる絶妙なロケーションが、多くのリピーターを引きつける最大の要因となっています。