ギフト選びに関する現場調査や各種アンケート(Web調査機関による219人を対象としたプレゼント実態意識調査など)を精査すると、誕生日を迎える生活者のリアルな本音が見えてきます。
同調査において、「誕生日に自分の欲しいものがすぐに思いつかなかった」と回答した割合は全体の約64%に達しています。さらに、そのうちの半数以上が「最終的に何を選べばよいか妥協してしまい、後から微小な後悔が残った」と吐露しています。SNSやコミュニティサイトに投稿された生の声を分析しても、次のような葛藤が日常的に交わされています。
「彼氏から『誕生日何がいい?』と聞かれたが、欲しいブランド品は自分でボーナスで買ったばかり。かといって何でもいいと答えると不機嫌にさせてしまう」(28歳・Webディレクター)
「30歳を過ぎてから、部屋にモノが増えること自体がストレスになった。形に残るプレゼントをもらうのが実は一番困る」(34歳・自営業)
このように、単に「欲しいモノがない」のではなく、「無駄なモノを所有したくない」「相手との関係性を壊したくない」という切実な防衛心理が働いている実態が浮き彫りとなっています。