逆質問はアピールの武器になる反面、使い方を誤れば面接全体の評価を一瞬で吹き飛ばす地雷となります。選考現場で特に敬遠される面接の逆質問でやってはいけないNG質問には、明確な共通パターンが存在します。
第一の地雷は、「コーポレートサイトのトップに書いてある事実」をそのまま聞くことです。「御社の主な事業内容はどのようなものですか?」「社員数は何人ですか?」といった質問は、「企業研究を一切していない」と自ら白状しているに等しく、即座に評価を落とします。
第二の地雷は、条件面や福利厚生ばかりに終始することです。「有給休暇の取得率はどれくらいですか?」「副業は本当に自由にできますか?」といった待遇面の質問ばかりを連発すると、事業への貢献意欲を疑われます。労働条件について確認したい場合は、「長くパフォーマンスを維持して貴社に貢献したいと考えており、チームの皆様の平均的な働き方のリズムを把握しておきたいのですが」と、貢献意欲を前置きにして質問するのが洗練されたアプローチです。
第三の地雷は、面接官を品定めするような高圧的・評論家的な質問です。「御社のビジネスモデルは競合に比べて遅れていると感じますが、どう巻き返すお考えですか?」といった挑戦的な物言いは、地頭の良さを示すどころか、チームワークを乱す危険人物とみなされます。
また、逆質問の個数は何個が適切かという点も多くの求職者が迷うポイントです。一般的な面接時間(30分〜60分)の中で逆質問に充てられる時間は5分から10分程度です。質問の個数は2個から3個程度に留めるのが最適解です。面接官の回答に対して「ありがとうございます」で終わらせず、その回答を踏まえた感想を一言添えることで、心地よい対話のキャッチボールが成立します。