産みたてのカブトムシの卵は、長さ2〜3ミリ程度のやや細長い米粒のような「楕円形」をしています。これが正常な有精卵であれば、マットの水分を吸収しながら徐々に丸みを帯びていき、孵化直前には直径4〜5ミリほどのまん丸な球体へと大きく膨らみます。内部が透けて黄色っぽくなり、うっすらと幼虫の頭部や大アゴが確認できるようになれば孵化は目前です。
一方、交尾がうまくいっていなかった無精卵は、日数が経過しても球状に膨らむことがありません。細長い形のまま茶色くしぼんでいくか、白いカビに覆われて崩壊します。卵の孵化日数は温度管理(23〜25℃前後)が適正であれば約10日〜14日で孵化に至ります。3週間以上経過しても変化がない場合は、無精卵または発育不全の可能性が高くなります。