Q1:妊娠中期ですが、性行為の翌日にお腹が少し張る感じがあります。病院へ行くべきですか?
A1:性行為直後の軽度な張りはオキシトシン分泌による一時的な生理現象であることが多く、横になって安静にし、数十分から1時間程度で治まるようであれば過度に心配する必要はありません。ただし、「張りが規則的に繰り返される」「強い痛みを伴う」「休んでも半日以上治まらない」「出血や異臭を伴うおりものがある」という場合は、切迫早産や感染症の兆候が疑われますので、直ちに産婦人科を受診してください。
Q2:妊娠中にオーラルセックス(クンニリングス・フェラチオ)をしても大丈夫ですか?
A2:口腔内には無数の雑菌やヘルペスウイルスが存在するため、女性器へのオーラルセックスは細菌感染症のリスクを高めます。また、膣内へ強い力で息を吹き込む行為は、母体の血管に空気が入り込む「空気塞栓症」を引き起こし、母子の命に関わる重篤な事故につながるため絶対に避けてください。男性へのオーラルセックスであっても、母体につわりや体調不良がある場合は無理をしないことが大切です。
Q3:性欲がまったく湧かず、夫のスキンシップすら拒絶してしまいます。異常でしょうか?
A3:全く異常ではありません。妊娠中はホルモンバランスが胎児保護のために劇的に変化し、プロゲステロンの作用やつわり、出産への緊張感などから性欲が極端に低下するのは極めて自然な生体防御反応です。大切なのは一人で抱え込まず、「あなたのことが嫌いになったわけではなく、妊娠によるホルモンの影響で身体がデリケートになっている」という事実をパートナーにしっかりと言葉で伝え、理解を共有することです。