クラピアは単なる野草ではなく、農学博士である倉本宣氏が宇都宮大学での長年の研究開発を経て生み出した画期的な品種である。従来のヒメイワダレソウが持つ強い繁殖力を引き継ぎつつ、種子を作らない種苗登録品種として不快な種子の飛散を防ぐ改良が施されている。現在では、株式会社グリーンテックや出光興産株式会社といった大手企業が普及に取り組み、アグリビジネスの分野でも大きな脚光を浴びている。
庭造りを成功させるには、自分の環境に合った品種選びが欠かせない。現在高い人気を誇るのが「クラピアK7」と「クラピアK5」の2大品種だ。
「クラピアK7」は耐病性に極めて優れ、病気や寒さに対する耐性が強化された万能型である。一方の「クラピアK5」は花数が控えめで葉色が美しく、密度高く密生する特長を持つため、見た目の美しさと裸足での歩きやすさを追求する庭に適している。置かれた環境や理想の庭像に応じて最適な株を選ぶことが、後悔しないランドスケープ作りへの近道となる。