「スイッチを入れた瞬間は極楽だが、月々の検針票を見ると地獄を見る」——SNSや口コミサイトで長年囁かれてきたこの噂は、結論から言えば紛れもない事実です。ハロゲンヒーターの消費電力は一般的な家電製品の中でもトップクラスに重く、稼働時間に比例してダイレクトに家計へ跳ね返ってきます。
現在の電気料金の基準となる全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安単価31円/kWh(税込)を基準に、ハロゲンヒーター消費電力W数ごとの具体的なコストを算出しました。ハロゲンヒーター電気代計算方法は「消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 31円/kWh」で求めることができます。
一般的な家庭用モデルで最も普及している「弱(約300W〜800W)」と「強(約1,200W)」を基準に、ハロゲンヒーター1時間の電気代を試算すると以下の通りになります。
- 弱運転(300W):約9.3円 / 時間
- 中運転(800W):約24.8円 / 時間
- 強運転(1,200W):約37.2円 / 時間
真冬の寒さに耐えかねて「強(1,200W)」に設定したままテレワークやリビングで過ごした場合、わずか3時間で100円を突破し、1日8時間使用すれば日額で約297.6円が吹き飛びます。これを30日間のハロゲンヒーター1ヶ月の電気代に換算すると、実に約8,928円。もし1日10時間、休日などに12時間近く連続稼働させれば、ハロゲンヒーター単体だけで月額1万円の大台を軽々と突破してしまう計算です。