点滴の血の逆流は大丈夫?焦る理由と危険性・正しい対処法を徹底解説

点滴の血の逆流は大丈夫?焦る理由と危険性・正しい対処法を徹底解説

点滴の血の逆流は大丈夫?焦る理由と危険性・正しい対処法を徹底解説について徹底解説いたします。最新の情報をご確認ください。

Q1:トイレから戻ったらチューブが真っ赤になっていました。薬剤と一緒に体内に戻しても本当に大丈夫ですか?
A1:点滴バッグを所定の高い位置に戻し、スムーズに薬剤が落ちて血液が体内へ押し戻されているのであれば、基本的に問題ありません。逆流したばかりの血液は固まっておらず、本人の血液成分そのものだからです。ただし、チューブ内でドロッとした塊(血栓)が見える場合や、痛みを伴う場合は、自己判断せずナースコールで看護師に目視確認してもらってください。

Q2:ナースコールを押しましたが、看護師さんが来るまで数分かかりそうです。その間、自分で何かすべきですか?
A2:無理に何かを触る必要はありません。まずは点滴スタンドを十分に高く保ち、点滴針が刺さっている腕の力を抜いて、心臓より低い位置に下ろして安静にしていてください。チューブの途中で折れ曲がり(キンク)がないかを目視で確認するだけで十分です。チューブをしごいたり針を揺らしたりしてはいけません。

Q3:逆流している部分や針を刺している腕がズキズキ痛みます。何が起きているのでしょうか?
A3:針先が血管の壁を刺激しているか、血管から針がずれて薬剤や血液が皮下組織へ漏れ出している(血管外漏出)可能性が考えられます。また、薬剤刺激による静脈炎の兆候のこともあります。これは放置すると危険なサインですので、我慢せず「痛む」という事実を即座にナースコールで伝えてください。

森 瞳
著者

森 瞳

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