ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「ログインできない間にポイントが消えてしまった」「アカウントが勝手に削除されたのではないか」といった不安の声が散見されます。しかし、取材を通じて判明した真相は、システムの意図的な制限ではなく、仕様の誤解によるものが大半です。
最大の盲点は、じゃらん限定ポイントと共通ポイント(Pontaポイント・dポイント)の有効期限の二重構造です。じゃらん限定ポイントは「付与月の月末」や「キャンペーン終了後2週間」など有効期間が極端に短く設定されているケースが多く、ログインに手間取っている数日間のうちに失効を迎えてしまう悲劇が頻発しています。このポイント失効はアカウント復旧後であっても救済措置が一切適用されません。
また、よくある誤解として「電話窓口でオペレーターに頼めばパスワードを教えてもらえる」というものがあります。個人情報保護法およびPCI DSS(クレジットカード業界のセキュリティ基準)に準拠した厳格な運用方針により、サポートデスクであっても利用者の平文パスワードを閲覧・案内する権限はシステム上完全に遮断されています。公式の案内ルートはあくまで「本人確認の上での再設定URL発行案内」に限られる点を理解しておく必要があります。