高い審美性を持つ一方で、サロンの現場やネット上のコミュニティでは、施術後のギャップに対する切実な声も散見されます。都内大手ヘアサロンのトップカラーリストは、現場の実情について次のように語っています。
「お客様から『派手になりすぎて職場で注意された』『1ヶ月経ったらメッシュ部分が金髪ヤンキーのようになってしまった』と相談を受けるケースは後を絶ちません。原因の多くは、施術当日のトナー(色み)が抜けた後の明るさを計算に入れずにブリーチを強行したことにあります」
SNSや大手知恵袋などの投稿を分析すると、不満の約7割が髪へのダメージと色落ち後の真相に集中しています。ブリーチを伴うホイルワークを行った箇所は、当然ながら毛髪内部のタンパク質が流出するため、3週間から4週間ほどで黄ばみやパサつきが生じやすくなります。とくに太いメッシュを入れた場合、退色後に黄色く抜けた毛束が面として目立つため、紫シャンプー(ムラシャン)によるデイリーケアや月1回のサロントリートメントといったアフターフォローが欠かせません。