Q1:外国産のレモンしか手に入らない場合、皮を使っても安全ですか?
A1:一般的な輸入レモンには防かび剤(ポストハーベスト)が使用されているため、皮をすりおろす用途にはおすすめできません。どうしても使用する場合は、塩で皮の表面を強くこすり洗いし、熱湯に1分間浸けてから冷水で洗う下処理を2〜3回繰り返してください。ただし、精油の香りも一部流出するため、皮は使わず果汁のみを使用し、安全なレモンエクストラクトで香りを補う方が無難です。
Q2:アイシングをかけたら生地に吸い込まれて消えてしまいました。なぜですか?
A2:ケーキの粗熱が完全に取れていない状態でアイシングを流したことが原因です。ケーキ内部に熱が残っていると、粉糖が熱で溶かされて生地の気泡内へ吸収されてしまいます。必ずケーキを完全に冷まし、可能であれば冷蔵庫で30分ほど表面を冷やしてからアイシングを施してください。
Q3:パウンドケーキ型ではなく、レモン型のシリコンや金属型で焼く場合の注意点は?
A3:小さなレモン型(6〜8個取り)を使用する場合、熱の通りが非常に早くなります。焼成温度をパウンド型の170℃から180℃に上げ、焼成時間を12〜15分程度に短縮してください。焼きすぎると一気に水分が飛んでパサつくため、竹串を刺して湿った生地がついてこなければ即座に取り出しましょう。
Q4:ベーキングパウダーを使わずに膨らませることはできますか?
A4:可能です。その場合は、全卵と砂糖を湯煎で人肌(約37℃)に温めながらハンドミキサーでしっかりと泡立てる「別立て(ジェノワーズ法)」に近いアプローチをとります。ただし、気泡が繊細になるためレモン果汁の酸で泡が消えやすく、難易度は格段に上がります。家庭で失敗なくしっとり焼き上げるには、少量のベーキングパウダーを併用するのが確実です。