オープン当日の午前9時。渋谷の街が本格的に動き出す前から、店舗前には独特の熱気が立ち込めていた。列の先頭に並んでいた都内在住の20代男性は、「アメリカ留学中に週3回は通っていた。あのフレッシュなアボカドで作るグアカモレと、香ばしくジューシーなチキンボウルの味が忘れられず、今日は始発で駆けつけた」と興奮気味に語る。
店内に入ると、ガラス越しに並ぶ新鮮な具材と、目の前で素早く盛られていくライブ感満載のカウンターが目を引く。ベースとなるライスや豆、肉の種類、サウサの辛さまで自分好みに選べるスタイルは、日本の一般的なファストフード店とは全く異なる臨場感を提供する。初日に訪れた顧客の多くが、ヘルシーでボリューム満点な「ブリトーボウル」を注文していた。