シマリス旋風はアニメーションにとどまらず、音楽界をも巻き込んだ。1950年代末、ミュージシャンのロス・バッグダサリアンは、テープの再生速度を調整して生み出したハイトーンボイスを駆使し、シマリスのキャラクターバンドを結成。これが後に世界的大ヒット作『アルビン/歌うシマリス3兄弟』へと結実する。
ファミリー・アニメーションというジャンルにおいて、実写とCG、そして音楽を融合させたこの作品は、シマリスというモチーフが持つ普遍的なエンターテインメント性を証明してみせた。甲高い歌声と独特のリズム感で踊る姿は、世代を超えて人々を笑顔にし続けている。