ゴルファーの間で消えない「跡地計画」の噂について、都市計画と法規制の観点から深掘りしてみましょう。ネット上では「巨大テーマパークができる」「外資系高級リゾートホテルに全面改装される」といった華々しいストーリーが語られることがあります。
しかし、西戸崎エリアの都市計画法および自然公園法の指定区分を検証すると、大規模な商業開発や用途変更には極めて高いハードルが存在します。海の中道周辺は、都市再生や自然保護、景観保全の厳しい規制がかけられており、ゴルフ場用地を用途転換して大規模な宅地開発や高層建築物を建設することは法的に容易ではありません。
福岡市が策定するウォーターフロント計画や東部エリアの観光ビジョンにおいても、海の中道地区は「豊かな自然景観とアクティビティが調和したエリア」として位置づけられています。仮に将来的な土地利用の再検討が行われるとしても、一朝一夕にブルドーザーが入って別施設になるようなシナリオは非現実的です。根拠のない「跡地売却決定」といった言説は、都市開発の基本構造を知らない憶測に過ぎないことが分かります。