出場歌手のラインナップが発表された直後、ソーシャルメディア上では賛否両論のリアルな声が渦巻きました。X(旧Twitter)では関連ワードがトレンドを独占し、ネット掲示板や知恵袋でも活発な意見交換が行われています。
ネット上の反応を定性的に分類すると、ユーザー層によって評価軸が明確に分かれています。
【好意的な意見・若年層の反応】
「普段サブスクで聴いているアーティストが地上波の生放送で観られるのは嬉しい」「ネット発の推しグループが初出場を決めて感動した」「ジャンルレスで今の音楽シーンのスピード感が反映されている」といった声が目立ちます。特に10代〜20代の層にとって、テレビ離れが進む中でも紅白が自身のカルチャーを認めてくれたという肯定感につながっています。
【批判的・懐疑的な意見・中高年層の反応】
「知らないカタカナ名やアルファベット名のグループばかりでついていけない」「昔ながらの演歌歌手や歌謡曲の枠が削られすぎて年末の情緒がない」「家族全員で一緒に歌える曲が減った」という戸惑いの声も根強く存在します。
公の場で語られる視聴者の意見の奥底には、単なる好き嫌いを超えた「国民的番組としてのアイデンティティ」に対する期待値の差があります。家族団らんで1つの画面を囲んだ昭和・平成初期の体験を持つ層と、個人のスマートフォンでパーソナライズされた楽曲を楽しむZ世代以降の層との間で、紅白に求める役割が根本的に異なっているのです。