転職や再雇用、資格取得などの履歴書を作成する際、義務教育から高等教育機関への入学・卒業年度の割り出しは誤りが生じやすいポイントです。昭和から平成への改元(1989年1月)を高校卒業のタイミングで経験しているため、和暦と西暦の変換には注意を払う必要があります。
日本の学校教育法において、学年を分ける基準は「4月2日生まれから翌年4月1日生まれまで」と厳格に定められています。そのため、昭和45年(1970年)1月1日から4月1日までに生まれた「早生まれ」の方は、昭和44年(1969年)生まれの人と同じ学年になります。
以下の表は、昭和45年4月2日〜昭和46年4月1日生まれ(標準的な同級生グループ)がストレートで進学・卒業した場合の学歴早見表です。
※1970年1月1日〜4月1日生まれの早生まれの方は、上表のすべての年月から「1年を引いた年」が入学・卒業時期となります。高校卒業は1988年(昭和63年)3月、4年制大学卒業は1992年(平成4年)3月となります。
学歴を振り返ると、この世代が置かれた特異な立ち位置が浮き彫りになります。1992年春に大学を卒業した早生まれ組は、求人倍率が高水準を維持していたバブル採用の「最後の滑り込み」を経験した一方、1993年春に大学を卒業した組は、各企業が一斉に新卒採用の門戸を閉ざした「就職氷河期」の第一波をまともに被ることになりました。わずか1年の差が生涯年収やキャリアパスに小さからぬ影響を与えた世代でもあります。