本作の評価を決定づけたのは、次世代を担う若手実力派キャスト陣による熱演です。主要キャスト一覧を振り返ると、現在の映画・ドラマ界の最前線を走る顔ぶれが揃っています。
【主要キャスト一覧】
・瀬戸山潤:高橋文哉(圧倒的なカリスマ性と不器用な優しさを持つ男子高校生)
・黒田希美:桜田ひより(空気を読みすぎて本音を言えない等身大の女子高校生)
・松本江里乃:茅島みずき(希美の親友で誰に対しても凛とした生徒会長)
・米田晴人:曽田陵介(瀬戸山の親友でムードメーカー)
・林優子:齊藤なぎさ(希美と江里乃の友人で恋に一生懸命な女子)
・矢野大和:板垣瑞生(希美の中学時代の先輩で元放送部)
撮影現場のインタビューやメイキング映像によると、瀬戸山役の高橋文哉は「ただカッコいいだけの王子様ではなく、高校生男子特有のぶっきらぼうさと優しさの匙加減」に徹底的にこだわり、監督の竹村謙太郎と何度もディスカッションを重ねたといいます。特にファンの間で伝説となった「ハグシュート」や「ほっぺムギュ」などの胸キュンシーンでは、作為的になりすぎない自然な空気感を現場で作り出しました。
一方、子役時代から確かな演技力に定評のある桜田ひよりは、台詞のない場面での「視線の揺らぎ」や「息遣い」だけで希美の抱える劣等感と恋心を表現。撮影現場では高橋文哉との間で交換日記のノートを実際に回し合い、役作りの一環としてリアルな筆跡とメッセージのやり取りを行っていたというエピソードも明かされています。
さらに物語を彩る主題歌には、音楽プロデューサー・蔦谷好位置によるプロジェクトKERENMI & あかね(若手シンガー)の『ただ好きと言えたら』が起用されました。切なく疾走感のあるメロディと、不器用な告白をストレートに歌い上げた歌詞が、エンドロールまで観客の涙腺を刺激します。
印象的なロケ地・撮影場所としては、千葉県や茨城県近郊の実際の高等学校をはじめ、物語の重要なデートシーンとなった「よみうりランド」などが使用され、聖地巡礼を楽しむファンが後を絶ちません。