子宮筋腫の腰痛はどんな痛み?重い鈍痛の正体と見逃せない危険サイン

子宮筋腫の腰痛はどんな痛み?重い鈍痛の正体と見逃せない危険サイン

子宮筋腫の腰痛はどんな痛み?重い鈍痛の正体と見逃せない危険サインについての疑問解決ガイドを徹底解説します。

Q1:子宮筋腫による腰痛は、ロキソニンなどの市販の鎮痛薬で効きますか?
A1:月経に伴うプロスタグランジン由来の初期痛であれば一時的に和らぐことがあります。しかし、大きくなった筋腫が神経や後腹壁を直接物理的に圧迫していることによる仙骨痛や腰痛に対しては、消炎鎮痛薬の効果は限定的です。薬を飲んでも「骨盤の奥の重石のような鈍痛」が消えない場合は、内臓圧迫の可能性を疑う必要があります。

Q2:子宮筋腫が原因で、腰だけでなく足のしびれやお尻の奥が痛むことはありますか?
A2:大いにあり得ます。特に子宮の後壁外側に突き出すように育つ「漿膜下筋腫」が仙骨神経叢や坐骨神経を後方から圧迫すると、腰からお尻の深部、太ももの裏側、足先にかけて痺れや放散痛(坐骨神経痛様症状)が生じることがあります。椎間板ヘルニアと誤認されやすいため、詳細な鑑別が求められます。

Q3:閉経を迎えれば、子宮筋腫による腰痛は自然に治まりますか?
A3:子宮筋腫はエストロゲン(女性ホルモン)依存性に発育するため、閉経後はホルモン分泌の低下に伴い徐々に縮小し、痛みや圧迫感も軽減していくのが一般的です。ただし、一度10cm近くまで巨大化した筋腫が閉経直後に一瞬で消えるわけではありません。また、閉経後にもかかわらず筋腫が急激に大きくなる場合は、「子宮肉腫」などの悪性腫瘍の疑いが生じるため、閉経後であっても定期的な画像検査は不可欠です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。