太陽が南西から西へと回る午後には、多摩田園都市エリアの起伏やカーブを活かせる駅先が本領を発揮します。立体的な地形美と車体を美しく見せるアングルが揃っています。
神奈川県大和市に位置するつきみ野駅(上りホーム・渋谷寄り)は、下り列車(中央林間行き)を撮影できる午後順光の人気スポットです。緩やかなカーブを描きながら坂を下りてくる列車を望遠レンズで捉えることで、長編成のうねりを強調した迫力あるカットが完成します。午後の斜光線を浴びて輝くステンレス車体は圧巻の美しさです。
隣接するすずかけ台駅(下りホーム・渋谷寄り)も外せません。トンネルを抜けて緑豊かな切り通し区間を直進してくる上り列車を直線構図で狙えます。夏場から秋口にかけての午後遅い時間帯には、フロントガラスと車体に綺麗な光が回り、シャープな印象の一枚に仕上がります。
また、川崎市内の宮前平駅(上りホーム・渋谷寄り)では、急勾配とカーブが組み合わさった田園都市線らしい立体感を表現できます。望遠レンズ(300mm前後)を用いて下り列車を引き付ければ、高架橋と丘陵住宅地をバックにした重厚感のある構図が作れます。