暑気払いとは?納涼会との違いや時期・マナーを徹底解剖【2026年最新】

暑気払いとは?納涼会との違いや時期・マナーを徹底解剖【2026年最新】

暑気払いとは?納涼会との違いや時期・マナーを徹底解剖【2026年最新】とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

社内イベントの企画時によく混同されるのが「暑気払い」と「納涼会」の区別です。「どちらも夏にビールを飲む会ではないか」と片付けられがちですが、両者には文化的なアプローチと適した開催時期に明確な違いが存在します。

暑気払いは前述の通り「暑さに立ち向かい、体にこもった熱をアクティブに追い払うこと」が主目的です。そのため、暑さが本格化し始める時期から最も厳しくなる盛夏にかけて行われます。一方の納涼会は、「工夫を凝らして涼しさを味わい、暑さを一時的に忘れて楽しむこと」を目的としています。風鈴の音に耳を傾けたり、怪談を聞いたり、夕涼みをしながら川床や屋形船で風情を感じる行為がこれに該当します。

項目暑気払い(しょきばらい)納涼会(のうりょうかい)編集部の見解・実務アドバイス根本的な目的体に溜まった熱や疲労を払い、滋養をつけて気力を高める涼しい空間や風情を楽しみ、暑さを一時的に忘れる暑気払いは「スタミナ向上」、納涼会は「リラクゼーション」と差別化可能開催時期の目安夏至(6月21日頃)〜処暑(8月23日頃)
※梅雨明けから立秋(8月7日頃)が最盛期7月上旬〜8月下旬・9月上旬
※盛夏から晩夏、初秋にかけて6月中に前倒しで催す場合は「暑気払い」、残暑が続く8月後半以降は「納涼会」が自然定番の場所・料理焼肉、うなぎ、冷麺、スパイス料理、居酒屋屋形船、ビアガーデン、川床、ホテルテラス、流しそうめん暑気払いは栄養重視、納涼会はシチュエーション重視で会場を選ぶと失敗しない案内文でのトーン「酷暑を乗り切るため」「英気を養うため」「涼やかなひとときを」「しばしの夕涼みを」社内メッセージの主旨に合わせて使い分けることで幹事の知性を印象づけられる

特に意識したいのが、暑気払いの開催時期の目安です。暦の上では、日照時間が最も長い「夏至」を過ぎたあたりから暑さへの備えが始まり、暑さが峠を越えるとされる二十四節気の「処暑」あたりで一区切りを迎えます。近年は温暖化の影響で9月中旬まで厳しい猛暑日が続くケースが多いものの、伝統的なビジネスマナーとしては、暦の上で秋に入る立秋(8月7日頃)までに開催するのが最もスマートと評価されます。立秋を過ぎてから案内を出す場合は、名目を「納涼会」や「残暑を乗り切る懇親会」と切り替えるのが好ましい配慮です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。