掲示板のローカルなスラングに過ぎなかった言葉が、なぜ社会的な広がりを見せたのか。その背景には、SNSの台頭とWebメディアの構造変化がある。特にX(旧Twitter)の普及に伴い、短文で感情を鋭く表現するツールとして重宝されるようになった。
スポーツの実況タグだけでなく、アニメやゲームのファンコミュニティがこの表現を積極的に取り入れたことも大きい。長年解決しなかったキャラクター同士の愛憎劇や未回収の伏線が解き明かされた際、視聴者が感動と安堵を込めて投稿する文化が定着。大手インターネットメディアがトレンドワードとして取り上げる機会も増え、元の野球文脈を知らない若年層の間でも、日常的なネットスラングとして市民権を獲得していった。