Aikoボーイフレンド歌詞の意味とテトラポットの真相を徹底解剖

Aikoボーイフレンド歌詞の意味とテトラポットの真相を徹底解剖

Aikoボーイフレンド歌詞の意味とテトラポットの真相を徹底解剖にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

『ボーイフレンド』を語る上で欠かせないのが、サビの冒頭で歌われる「テトラポット登って」というフレーズです。このフレーズには、音楽業界や放送界で語り継がれる有名なエピソードが存在します。

実は「テトラポット(正しくはテトラポッド/Tetrapod)」は、株式会社不動テトラが権利を持つ登録商標(消波ブロックの商品名)です。日本放送協会(NHK)の放送ガイドラインでは、公共放送の公平性を担保するため、特定の企業名や商標名を歌詞のまま放送することを厳格に制限していました。

そのため、aikoが2000年の『第51回NHK紅白歌合戦』に初出場を決めた際、メディアや関係者の間では「歌詞のテトラポットを『波消しブロック』や別の言葉に変更させられるのではないか」という議論が巻き起こりました。しかし、NHK側は慎重な審議の末に「一般名詞として広く社会に定着している表現である」と判断し、一切の歌詞変更を行わずに原詞のまま歌唱することを認めました。

歌詞検索大手の「歌ネット」などでふりがなを確認すると、言葉のリズムとメロディの跳躍が完璧に一致していることがわかります。もしここが別の言葉に置き換わっていたならば、あの独特のドライブ感と情景描写は損なわれていたはずです。表現のオリジナリティを貫き通したこの出来事は、現在でもJ-POP史における象徴的なエピソードとして語られています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。