目の乾きやだるさは単なる疲れ?シェーグレン症候群セルフチェック

目の乾きやだるさは単なる疲れ?シェーグレン症候群セルフチェック

目の乾きやだるさは単なる疲れ?シェーグレン症候群セルフチェックについての真相をご紹介します。

Q1:セルフチェックで当てはまりましたが、受診の際は紹介状が必要ですか?
A1:大病院のリウマチ膠原病内科を初診で受診する場合、紹介状がないと初診時選定療養費(7,000円〜1万円程度)が別途自己負担となるケースが大半です。まずは近隣の内科クリニックや、かかりつけ医、あるいは普段通っている眼科・歯科にセルフチェック結果を相談し、「シェーグレン症候群の疑いがあるため膠原病内科へ紹介状を書いてほしい」と依頼するのが最もスムーズです。

Q2:血液検査で抗SSA抗体が陰性なら、シェーグレン症候群ではないと言えますか?
A2:いいえ、陰性であっても完全に否定はできません。抗SSA抗体が陽性になる割合は患者全体の約70〜80%であり、残りの20〜30%の患者は抗体が陰性(セロネガティブ)のまま発症しています。診断基準にあるサクソンテストやシルマー試験、口唇小唾液腺生検などで基準を満たせば、抗体が陰性であっても確定診断に至ります。

Q3:シェーグレン症候群と診断されたら、仕事や家事は続けられなくなりますか?
A3:多くの場合、適切な対症療法と体調管理を継続することで、発症前と大きく変わらない社会生活を送ることが可能です。ただし、重い全身倦怠感や関節痛の波があるため、無理な残業を避ける、乾燥しやすいオフィス環境を改善する(加湿器の設置やPC用保湿眼鏡の使用)といった環境調整が必要です。主治医と相談しながら自分に合ったペースを確立することが大切です。

Q4:一度指定難病の医療費助成を受給できたら、ずっと更新できますか?
A4:1年ごとの更新申請が必要です。症状が治療によって落ち着き、臨床的重症度基準や「軽症高額該当」の要件(一定以上の医療費負担)を下回った年度は、助成対象から外れる場合があります。ただし、再び病状が悪化した際には再申請が可能ですので、定期的な通院記録を保管しておくことが推奨されます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。