猫がよだれを垂らす原因と危険度|泡・悪臭の緊急サインと最新対処法

猫がよだれを垂らす原因と危険度|泡・悪臭の緊急サインと最新対処法

猫がよだれを垂らす原因と危険度|泡・悪臭の緊急サインと最新対処法の特集記事を解説します。役立つ情報が満載です。

Q1:猫が撫でられている時にたらーっとよだれを垂らすのは病気ですか?
A1:喉をゴロゴロと鳴らし、リラックスした状態で出ている無色透明・無臭のサラサラしたよだれであれば、副交感神経が優位になったことによる生理的な甘えのサインである可能性が高く、病的な異常ではありません。ただし、撫でるのをやめて日常の活動に戻っても垂れ流しが続いている場合や、口臭を伴う場合は、口腔内トラブルが隠れていないか動物病院で口の中をチェックしてもらう必要があります。

Q2:よだれが臭いのですが、自宅での歯磨きだけで改善しますか?
A2:歯磨きだけで改善することは不可能です。よだれに悪臭(生臭い腐敗臭やアンモニア臭)が混じっている場合、すでに歯周ポケットの深部に細菌が繁殖しているか、重度の口内炎、歯槽膿漏、あるいは内臓疾患(腎不全や肝不全)が進行しています。激痛を感じている患部に無理に歯ブラシを当てると、激しいショックを与えて猫にトラウマを植え付けるだけになります。自己判断でのケアは中断し、専門医による全身麻酔下での歯科処置や血液検査を受けてください。

Q3:泡状のよだれを垂らした時、動物病院へ連れて行くまでに家庭でできる応急処置はありますか?
A3:決して無理に吐かせようとしたり、水や牛乳を強制的に飲ませたりしないでください。誤嚥性肺炎や気道閉塞を引き起こす極めて危険な行為です。家庭でできる最善の処置は、口の周りの泡をぬるま湯で湿らせたガーゼで優しく拭き取ること、そして「猫の口元・全身の症状をスマホの動画で撮影すること」と「誤飲した疑いのある物質(植物、薬品、ゴミなど)の現物を袋に入れて確保すること」です。これらを持参して1分でも早く動物病院へ連絡し、指示を受けながら搬送してください。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。