ななやの名を全国区に押し上げた最大の原動力は、間違いなく世界一濃い抹茶ジェラートと評される「藤枝ジェラート プレミアムNo.7」の存在です。一般的な抹茶アイスクリームに含まれる抹茶の配合比率は1〜2%程度とされていますが、ななやではNo.1からNo.7まで7段階の濃さを展開しています。その頂点に君臨するNo.7は、ジェラートとして形状を保てる物理的な限界値まで抹茶を練り込んだ怪物的なスペックを誇ります。
ネット上の口コミ評価を精査すると、「一口食べた瞬間に茶室にワープしたかのような芳醇な香りが広がる」「市販の抹茶アイスとは別次元の旨味がある」と絶賛する声が圧倒的多数を占めています。一方で、「想像以上に濃厚で、喉が渇く」「甘いデザート感覚で食べると衝撃を受ける」といった率直な感想も散見されます。この抹茶ジェラートNo.7の評判における賛否の分岐点は、抹茶に対する味覚の前提にあります。
丸七製茶がNo.7に使用しているのは、静岡県藤枝市岡部町の朝比奈地区で栽培された最高品質の碾茶(てんちゃ)です。良質な高級抹茶は、渋味や苦味の成分であるカテキン以上に、旨味と甘味の主成分であるテアニンを極めて豊富に含んでいます。そのため、着色料や香料を一切使用せず限界まで抹茶を配合しているにもかかわらず、舌を刺すようなエグみは一切ありません。口に含んだ瞬間は鮮烈なほろ苦さが走り、温度の上昇とともに重厚な旨味へと変化していくグラデーションこそが、世界中の美食家を唸らせる最大の要因です。