視点をマクロに向けよう。2026年の国際社会は、地政学的リスクの増大と陣営化により、かつてないほどギクシャクしている。冷戦期以上の対立が深まる中、他国との間でいかに着地点を見出すかが各国の至上命令だ。
対立する二極のどちらかに過度にコミットするのではなく、対話のテーブルを維持し続けるスタンス。これこそが、かつて聖徳太子が外交においても目指した「和」の姿勢である。二者択一の強要ではなく、第三の道を模索する柔軟なアプローチは、国際紛争の調停や環境問題における多国間交渉において、日本の外交的カードとして重要性を増している。