2023年春、英BBCのドキュメンタリー放映やカウアン・オカモト氏の実名会見を機に社会の空気が一変すると、平本氏は直ちに「ジャニーズ性加害問題当事者の会」を結成し代表に就任しました。国連人権理事会の作業部会へのヒアリング協力や国会への法改正要請など、被害者救済に向けた先頭に立ち続けました。
しかし、ネット上では「事務所を揺すってお金を取ろうとしている」「元Jr.というのは詐称ではないか」といった根拠のない中傷やデマが激増しました。これらネット上の噂の真相を検証すると、平本氏のJr.としての在籍記録は公式レコードのバックダンサー記録や当時の雑誌取材等で完全に裏付けられており、詐称という説は事実無根の誹謗です。
当事者の会は、旧ジャニーズ事務所が新会社「SMILE-UP.」へと移行し、補償業務に専念する体制が整ったこと、そして救済の道筋が一定程度ついたことを受け、2024年9月7日をもって正式に解散しました。解散の背景には、個々の被害者が求める補償や救済の形が多様化し、一律の団体交渉から個別救済の段階へ移行したという現実的な理由がありました。
SMILE-UP.による平本氏自身の補償状況については、特設委員会による厳格なヒアリングと事実確認を経て、個別の補償合意が成立しています。合意金額などの詳細条項は守秘義務により非公開とされていますが、金銭補償のみならず、長年にわたる精神的苦痛に対する医療費支援やメンタルケアの枠組みを含めた包括的な救済措置が進められました。