通院の手間を省くために自宅でセルフネイルを続ける行為にも、妊娠期特有の危険性が潜んでいます。
妊娠中はホルモンバランスの劇的な変化によって皮膚が極めて敏感になっており、これまで問題のなかったジェルやリムーバーの化学物質で突然アレルギー性接触皮膚炎を発症することがあります。また、免疫力が低下しているため、爪とジェルの間にわずかな隙間ができる「リフト」を放置すると、緑膿菌が繁殖するグリーンネイル(爪カビ)を発症しやすくなります。妊娠中は使用できる抗生剤や外用薬に制限があるため、治療が長期化するリスクも跳ね上がります。
前かがみの姿勢で長時間セルフケアを行うこと自体がお腹を強く圧迫し、子宮収縮を誘発する恐れがある点も見逃せません。