公立学校の教職員は地方公務員に該当する。そのため高額な贈り物や現金、金券類は利害関係者からの収賄とみなされる恐れがあり、受け取りを固く禁じられているのが実情だ。文部科学省の指針や各地方自治体の倫理規定を順守するため、現場の教員が「気持ちは嬉しいが受け取れない」と苦汁の決断を迫られるケースは珍しくない。
一方、私立校では学校ごとの慣習が色濃く残る。だが、過度な負担を避ける動きは強まっている。教育業界に詳しい専門家は「クラス単位で購入する場合、1人あたり数拾円から数百円、全体でも3,000円から5,000円程度に収めるのが現在の主流」と指摘する。PTA役員が取りまとめる際も、事前のルール周知が欠かせない。