4月2日は、学年の切り替えという国内制度上のトピックにとどまらず、地球規模で社会課題や文化の重要性を再認識する日としても国際的に認知されています。
1. 世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)
2007年12月の国連総会において採択された国際デーの一つです。自閉症をはじめとする発達障害への正しい理解と、共生社会の実現を目的として制定されました。毎年4月2日には、世界各国の象徴的な建造物がシンボルカラーであるブルー(青色)にライトアップされるキャンペーン「Light It Up Blue」が一斉に展開されます。
日本国内でも、東京タワーをはじめ、東京都庁、大阪城、各地のランドマークタワーや歴史的建造物が鮮やかなブルーに染め上げられます。青は「癒やし」や「希望」を表す色とされ、自閉症スペクトラム(ASD)の人々が自分らしく暮らせる社会への連帯を視覚的に発信する日となっています。
2. 国際子どもの本の日(International Children's Book Day)
国際児童図書評議会(IBBY)が1967年に制定した記念日です。この日は、『みにくいアヒルの子』や『人魚姫』『マッチ売りの少女』などで世界中の子どもたちに親しまれているデンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生誕日(1805年4月2日)にちなんでいます。
子どもたちに読書の歓びを伝え、国際的な相互理解を深めるため、毎年一つの国がポスターとメッセージを担当し、世界中で児童書に関するイベントや読書推進活動が催されます。本を通じて未知の感情や他者への共感を育む、文化的に極めて豊かな一日です。
3. 国内の記念日:図書館開設記念日など
国内においては、1872年(明治5年)旧暦4月2日に日本初の官立公共図書館「書籍館(しょじゃくかん)」が湯島聖堂内に開設されたことに由来する図書館開設記念日など、知性と学びに関連する記念日が存在します。