風が強まり始めてから外に出て作業するのは致命的なミスにつながる。風速20メートルを超えると、人はまともに歩けなくなり、飛来した瓦礫や看板が凶器と化す。暴風域に入るまでの数時間で「デジタル避難準備」と「住まいの補強」を同時並行で終わらせる必要がある。
スマートフォンのバッテリー確保はもちろんのこと、ポータブル電源やモバイルバッテリーのフル充電は必須だ。また、大規模停電に備え、自治体の防災アプリやハザードマップのオフラインデータを端末内にキャッシュしておく作業も忘れてはならない。通信キャリアが提供する災害用伝言ダイヤル(171)やSNSの緊急発信機能の使い方も、家族間であらかじめ確認しておくことが命綱となる。