「NARUTOP99」が提示したデータの中で特に興味深いのが、地域ごとの投票傾向の差異です。日本国内のランキングではメインキャラクターや思い入れの深い忍が上位を占める傾向が強かったのに対し、海外では特定の忍に対する熱烈な支持が集中しました。
代表的な例が、世界総合4位に入ったうちはシスイです。本編での登場シーン自体は決して多くないものの、幻術「別天神(ことあまつかみ)」を持つ天才忍としての設定や、イタチに意志を託して散ったドラマティックな生き様が海外ファンのロマンを刺激しました。また、7位に入ったはたけサクモ(木ノ葉の白い牙)も同様に、断片的にしか語られていない強者への憧れと想像の余白が票を押し上げました。
さらに、アジア圏では日向ヒナタや我愛羅が根強い人気を見せる一方、ヨーロッパや北米ではうちはマダラや自来也といった豪快な実力者が上位に食い込むなど、文化的な嗜好の違いがキャラクターランキングに色濃く反映されています。