チームを率いるデーブ・ロバーツ監督もまた、大谷の人間性に感銘を受けている一人だ。指揮官は記者会見の場で、しばしば大谷のプレイ以外の振る舞いについて言及する。「彼ほど世界的なスターでありながら、エゴを感じさせない選手を私は見たことがない。クラブハウスでの彼は、常に周りへの感謝を忘れないごく普通の青年だ」と語る。
チームメイトとのコミュニケーションにおいても、その真価は発揮される。若手選手が悩んでいれば自ら歩み寄ってアドバイスを送り、ベンチでは率先して声を張り上げて味方を鼓舞する。ロバーツ監督が寄せる絶大な信頼の裏には、野球の技術以上に、彼がチーム内に醸し出す圧倒的な良心と誠実さがあるのだ。