中古市場やオークションでギブソンを探す際、避けて通れないのが真贋の見極めです。トラブルを未然に防ぐためにも、ギブソンのシリアルナンバーによる年代判別の基本構造を理解しておく必要があります。1977年以降のUSAレギュラーモデルは、基本的に「YDDDYRRR」形式の8桁(2005年以降は9桁)を採用しています。
具体的には、1文字目と5文字目が製造西暦の下2桁を表し、2〜4文字目がその年の通算日数(1〜365日目)を示します(例:シリアル「012350456」の場合、2005年の123日目に製造された個体)。なお、カスタムショップ製やヴィンテージは独自の規則を持つため、個別の一覧照合が不可欠です。
さらに、フリマアプリなどで横行するギブソンギターの偽物の見分け方として、現場で重宝されるチェックポイントを整理しました。
- ヘッドのブランドロゴとスプリットダイヤモンド:コピー品はフォントの傾きやインレイの配置が粗雑なケースが多発。
- トラスロッドカバーのネジ数:本物のギブソンUSAは「2点留め」。安価なコピー品は「3点留め」になっている事例が典型的。
- フレットエッジバインディングの有無:伝統的なギブソンはフレット端をネックバインディングで包み込む処理(フレットエッジバインディング)が施されています。
- ブリッジポストの形状:本物は細いスタッドが直接木部に打ち込まれているのに対し、粗悪なコピー品は太いマイナスネジ頭付きのアンカーポストが使われがちです。