クリスマスや誕生日などのイベントでは、切り分けずにホール(丸ごと)の状態で食卓へ出したい場面も多いはずです。しかし、約1.5キログラムの肉の塊を中心まで温めようとすると、外側が真っ黒に焦げ付くリスクが跳ね上がります。以下の手順を踏むことで、見栄えを損なうことなく完璧な丸ごと温め直しが叶います。
まず調理の30分〜1時間前に冷蔵庫からチキンを出し、室温に戻しておくことが最大のポイントです。冷え切った状態のまま加熱すると、芯まで熱が通る前に表面が乾燥してしまいます。次に、チキン全体にオリーブオイルを薄く塗り込み、天板に乗せます。
加熱初期は、チキン全体を覆うようにアルミホイルで「テント」を作ってふんわりと包み込み、180℃のオーブンで約20分間スチーム焼きにします。これにより内部の水分を逃さずに芯までじっくりと熱を通します。最後の5〜10分でアルミホイルを完全に取り外し、温度を200℃に引き上げて表面の皮を一気に香ばしく焼き色づかせます。竹串を中心に深く刺し、透明で温かい肉汁が滲み出てくれば、豪快なメインディッシュの完成です。