ビジネスのプレゼン前や緊張の続く商談、あるいは夜ベッドに入っても仕事のことが頭から離れないときに頼りになるのが、メンタル調整に特化した「労宮(ろうきゅう)」と「神門(しんもん)」のコンビネーションです。
労宮は手のひらの真ん中、軽く手を握ったときに中指と薬指の先端が当たる中間にあります。文字通り「労働の宮殿」を意味し、心労や肉体疲労が溜まる場所に位置します。神門ツボ押し方としては、手首の内側にある横じわの小指側、骨と腱の境目にあるくぼみを探すことから始めます。ここは心経という経絡の重要拠点で、動悸や強い不安感を和らげる急所です。
これらのツボを刺激する際は、深呼吸との連動が不可欠です。鼻から4秒かけて息を吸い、口から8秒かけて細く長く吐き出すタイミングに合わせて、親指の腹で痛気持ちいい強さでじっくり押し込みます。息を吸うときに圧を緩め、吐くときに押し込む動作を5回繰り返すだけで、副交感神経のスイッチが入り、冷え切っていた指先がポカポカと温まる変化を実感できるはずです。