鶏のきんかんとは何の部位?卵との違いや臭みを消す下処理・レシピを徹底解説

鶏のきんかんとは何の部位?卵との違いや臭みを消す下処理・レシピを徹底解説

鶏のきんかんとは何の部位?卵との違いや臭みを消す下処理・レシピを徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。

きんかんを自宅で美味しく調理するにあたって、最大の関門となるのが鶏きんかん下処理方法です。内臓に隣接しているため、適切な下ごしらえを怠ると独特のもつ臭さが残り、繊細な黄身の風味が損なわれてしまいます。

料理人の仕込み現場でも実践されている、臭みを徹底的に除去する3ステップの手順を解説します。

ステップ1:血管・筋の丁寧な除去
パックから取り出したきんかんの表面には、卵巣と繋がっていた細い血管や白いスジ、余分な脂肪組織が付着しています。薄皮(卵胞膜)を破らないよう注意しながら、爪の先や小さめのペティナイフを使って丁寧に取り除きます。水を入れたボウルの中で作業すると、膜を傷つけずにスムーズに汚れを洗い流せます。

ステップ2:塩水でのやさしい振り洗い
約2〜3%濃度の薄い食塩水を作り、きんかんを浸して優しく手で泳がせるように洗います。浸透圧の働きで表面のヌメリや微細な血の塊が浮き上がり、生臭さの元をきれいに落とすことができます。その後、冷水で軽くすすぎ、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

ステップ3:絶妙な温度での下ゆで臭み取り
鍋にたっぷりの湯を沸かし、酒(大さじ2)と生姜のスライスを投入します。ここで重要なのが沸騰させすぎないことです。グラグラと煮立つ熱湯(100℃)に入れると急激な膨張で膜が破裂してしまうため、火を弱めて75〜80℃の微沸騰状態をキープし、きんかんを入れて約2〜3分静かに泳がせます。表面のタンパク質が軽く固まり、余分なアクが抜けた段階で冷水に取れば、完璧な下処理の完了です。

山田 真由
著者

山田 真由

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